パピヨンに8種ワクチンは危険だそうです
ワクチン接種の時期になったのですが、
近所の獣医(3件)はろくに触診もせず、
体温も体重もお願いしないと測らず、
簡単な問診だけで注射を打ち、
アナフィラキシーチェックも
5分ほどで終わらせてしまいます。
しかも、去年混合ワクチンを接種した獣医さんは
接種後に嘔吐を繰り返したので、診察をお願いしたところ、
「犬はもともとよく吐くから問題ない」
ってウメは普段まったくと言って良いほど吐かないのに
まったく相手にされず、胃腸薬を処方されてお仕舞・・・
という訳で、引越し前に通っていた獣医さんまで足を運び、
ワクチン接種をして頂きました。そこで興味深いお話を伺ったので、
ご紹介します。
最近は首ではなく、足に注射するのが望ましい。
ワクチンは通常、皮下注射だが、ごく稀に、
針が筋肉まで到達してしまう事がある。
筋肉まで到達してしまうと、腫瘍化する可能性があり、
その殆どが良性であるものの、中には悪性化してしまう。
腫瘍は切除しなければならないため、首に腫瘍が出来ると、
首を切断=命を落としてしまう。
そこで、最近は、足に注射をし、全身に転移する前に、
生活に支障は出てしまうけれども、足を切断する事で、
命だけは助けようという考え方になっている。
とのことです・・・
また、去年のウメのように数分間に異常が出なくとも、
数日内に嘔吐の回数増など、少しでも異常があれば、
それはアナフィラキシーと呼ぶそうです。
一度アナフィラキシーの症状が出た場合、
2度目のワクチン接種で命を落とす危険性があるとか。
(人間がスズメバチに2度刺されて死亡するのと同じ原理で)
ですから、ワクチン接種後に少しでも異常が出てしまったら、
その原因となったワクチンを特定し、二度とそのワクチンの
接種を避けなければ、大変危険らしいです。
ちなみに、ウメがアナフィラキシーを起こした原因は、
レプトスピラ(黄疸出血、カニコーラ両方)ワクチンでした。
パピヨンはレプトスピラのショック反応がでやすいらしく、
6種を選択するのが通常のようです。
獣医さんに「何で8種にしたの?」と聞かれてしまいました・・・
去年の獣医は「最近の主流は8種だ」と力説してますた(T^T)
去年の事件が原因か、ワクチン接種30分後の検診で、
少し顔に腫れの症状が見られたために、
解毒剤を投与されてしまいました。
「救急病院などで強制的にワクチン打つ場合があるから、
絶対にレプトスピラの事は忘れず伝えてください」
と言われました。
毎年命がけのワクチン接種になるのかぁ・・・
去年の自分の無知がとっても悔しいです。
ワクチンの事をもっと勉強してから行ってれば、
こんな事にはならなかったのに・・・

マリと子犬の物語
不覚にも映画の予告CMで泣いてしまいました^^;


この記事へのコメント
トラックバッグ・ピープルからとんできました。
我が家には、3歳になるMダックスが居るのですが、先日ワクチン注射を打ち副作用で昨日まで苦しんでました(>_<)やっと今日、回復した様子なので安心してます。こちらの記事内容がちょうどドンピシャで、とっても勉強になります。昨年は8種を打ち、顔が腫れ1晩苦しんだので、今年は6種にしました。そしたら顔は腫れませんでしたが、去年以上の苦しみで嘔吐の繰り返しです。先日の注射の際に、事前に副作用を抑える注射をしますか?と聞かれたのに、打たなくて大丈夫ですと答えたのを後悔してます。引っ越した為、去年の注射から病院が変わって突如、副作用を起すようになるし、アナフィラキシーを起した原因も調べてもらってないですし、注射を打つ前にアナフィラキシーチェックもしてもらってないです。注射も首(背中)に打たれました(-_-;)来年は、ワクチン注射自体、打つのを止めるという選択も考えておいて下さいと言われました。。
来年どうすればいいのか・・・悩んでます。